軟骨ピアスのトラブル騒動記
カテゴリ: その他
3ヵ月後に、憧れのアーチストと同じデザインの軟骨ピアスに付け替えた頃。
もちろん友達は聞かず、宣言した次の日には、軟骨ピアスをつけた嬉しそうな画像がメールで送られてきた。
人の話を聞くようなヤツではないので、今度は僕と一緒に軟骨ピアススタジオに行くことにした。
軟骨ピアスのトラブルで弱気になっている友達がちょっと可哀想な気もするが、こういう時でないと人の話を聞かないのだから、いいことにしよう。
痛みで寝られないという友達に、何か軟骨ピアスのトラブルについて役に立つ情報はないかと、いろいろ検索してみた。
個人差があるし、金属アレルギーにも気をつけないといけないようなので、友達に軟骨ピアスのトラブルについて書いてあるサイトを教えて、参考にするよう言ってみた。
さらに調べて、軟骨ピアスの化膿を抑えるためには、抗生物質を塗ったり飲んだりすると効果があるということも知った。
それでも、徐々にホールが固定してきて、たまに「軟骨ピアスを引っ掛けた!」と痛がることを除けば(これはずっと続くと思う)落ち着いた感じになってきた。
少し前から、軟骨ピアスをつけているアーチストのポスターを見て、カッコイイ!と騒いでいたから、そろそろくるな、と思ってはいたのだ。
この友達が、思いついたら即実行タイプのヤツで、梅雨明け頃にいきなり「軟骨ピアスを開ける」と宣言してきた。
初めての軟骨ピアスだが、この半年でありとあらゆるトラブルの対処法を調べたせいか、ほとんど不安を感じていない。
ちょっと安心して、「似合うよ」と返信したその夜から軟骨ピアスのトラブルは始まったのだ。
軟骨ピアスを開けたあとのトラブルは2ヶ月近く続いた。